2022 Fiscal Year Research-status Report
Comparative studies on social condition which support rapid response in invasive alien species management in England, France and Japan
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19K12447
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Research Institution | The University of Shiga Prefecture |
Principal Investigator |
上河原 献二 滋賀県立大学, 環境科学部, 教授 (40516126)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平山 奈央子 滋賀県立大学, 環境科学部, 講師 (30623847)
中井 克樹 滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 特別研究員 (80222157)
野間 直彦 滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (80305557) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ツマアカスズメバチ / オオバナミズキンバイ / 日英比較 / 迅速な対応 / 種別対応計画 / 外国からの政策学習 / リスク認知 |
Outline of Annual Research Achievements |
上河原献二・中井克樹(2022)ツマアカスズメバチにイギリスはどのように対応してきたのか? 環境情報科学学術研究論文集 (36), 221-226. Nakai, K. (2022) Emergency countermeasures against overgrowing invasive amphibious plants and their low-density control in Lake Biwa,Japan. In: Silva Munoz, S. A. (ed.) 18th World Lake Conference;Governance, Resilience and Sustainability of Lakes for a Better Society, Universidad de Guanajuato, Guanajuato, pp.122-133. 中井克樹(2023)営農活動を利用して水田で蔓延る新しいタイプの厄介な外来植物.季刊JARUS,(130): 10-14. 上河原献二(2023年3月17日)国際比較から見えてきた日本の侵略的外来生物管理法制度の課題について.第70回日本生態学会大会(オンライン)[オンライン口頭発表] 中井克樹(2023年3月17日)琵琶湖におけるオオバナミズキンバイ対策:駆除後の巡回の必要性と評価.第70回日本生態学会大会(オンライン)[オンライン口頭発表]
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予定していたイギリスにおける現地調査が、コロナ禍のため20年度、21年度実施できず、昨年ようやく実施できたため。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、ツマアカスズメバチについての迅速な対応に成功した日英についてその要因を論ずる比較論文(英文)を作成中であり、今夏中に投稿の予定である。 また、琵琶湖周辺におけるオオバナミズキンバイによる人間社会への影響については、研究分担者が本年度中に論文を作成する予定である。 上述と2020年に発表済みのオオバナミズキンバイ管理に関する日仏英比較研究論文を踏まえて、総括的な「侵略的A外来生物に対する「迅速な対応」が成立する社会条件を明らかにする」論文を作成の予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため、インタビュー調査が遅れたため。
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Research Products
(6 results)