2023 Fiscal Year Annual Research Report
Comparative studies on social condition which support rapid response in invasive alien species management in England, France and Japan
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19K12447
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Research Institution | The University of Shiga Prefecture |
Principal Investigator |
上河原 献二 滋賀県立大学, 環境科学部, 教授 (40516126)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平山 奈央子 滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (30623847)
中井 克樹 滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 特別研究員 (80222157)
野間 直彦 滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (80305557) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 侵略的外来生物 / ツマアカスズメバチ / 成功要因 / オオバナミズキンバイ / 議会議事録 / 言及頻度・内容 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.侵略的外来生物であるツマアカスズメバチに対する対応についてイギリスと日本の比較研究をまとめた。1)2023年3月末までの両国における対応の成果の状況、2)同種による侵入の影響の種類に関する両国の認識、3)日英による海外事例に対する学習の状況、4)良好中央政府がこれまで同種に対する管理において果たした役割、5)両国中央政府と他の主体との協働の形成状況についてとりまとめた。それらから同種管理の成功に貢献した五つの用意を指摘した。以上についてはイギリスの専門家と共同研究である。 今後、2020年に発表した侵略的外来水生植物オオバナミズキンバイ管理に関する日仏英比較論文と合わせて、早期発見・迅速対応の促進・阻害要因についての分析を行う予定である。 2.琵琶湖南東部の赤野井湾で2009年に初めて繁茂が確認されたオオバナミズキンバイを対象とし,滋賀県議会および県内市議会における外来植物対策に関する言及の頻度や内容について分析した.また2023年11月,ハンガリーで開催された国際学会(第19回世界湖沼会議)において,研究成果を報告した.
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Research Products
(2 results)