2023 Fiscal Year Annual Research Report
福島県の食と観光についての海外の認識に関する国際比較研究
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19K12522
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| Research Institution | Fukushima University |
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Principal Investigator |
吉川 宏人 福島大学, 経済経営学類, 教授 (80230697)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐野 孝治 福島大学, 経済経営学類, 教授 (10245623)
伊藤 俊介 福島大学, 経済経営学類, 教授 (10737878)
マッカーズランド フィリップ 福島大学, 経済経営学類, 教授 (20349426)
マクマイケル ウィリアム 福島大学, 国際交流センター, 准教授 (40761284)
Kuznetsova M・V 福島大学, 経済経営学類, 准教授 (70292456)
沼田 大輔 福島大学, 経済経営学類, 教授 (70451664)
グンスケフォンケルン M 福島大学, 経済経営学類, 教授 (80375352)
朱 永浩 福島大学, 経済経営学類, 教授 (90552860)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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| Keywords | 福島 / 復興 / 食 / 観光 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
福島県が東日本大震災および原発事故の被害から復興する一助となるべく申請した当該研究、すなわち東京オリンピック開催予定だった2020年度を中心年度として、3年にわたり国内外の外国人を対象として福島県の食および観光について調査を行う研究は、採択後、新型コロナウイルス禍を主たる理由として紆余曲折を経、さらに2年間の研究期間延長を得ることになった。
この間、海外調査の不如意と一年延期して実施された東京オリンピックにおける外国人観客の受入れ取りやめに伴い、研究者らは研究計画・研究方針の大幅な変更を余儀なくされた。結果、研究者らは、当該研究の準備的作業として位置づけ得る申請年度までの海外調査に、福島大学生を多く参加させていたことに注目し、これら研究の補助作業が、学生らにとってグローバル的世界観や外国語能力の涵養にどれほど資したか、についての研究へと研究方針を軌道修正した。
そして研究者らは、2022年3月に「東日本大震災からの復興に向けたグローバル人材育成」を上梓した。福島の復興を負った学生らが、海外でどう現地の人々を相手に調査を進め、自らのグローバル的な視野を広げ、外国語会話能力を上達させ、福島のよりよい未来を海外から考えたか、を論じた当該論考は、福島大学内で大きな反響を得た。
研究計画・研究方針の変更に伴い、上記著作が当初の研究期間最終年度末に完成する見込みとなったため、研究者らは当該著作の社会への周知と学術的補足作業を行う期間が必要であると考え、研究期間の延長を申請した。最終年度となった2023年度においては、研究分担者が3つの学会において、それぞれ当該研究のテーマに沿った研究発表を行った。
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