2020 Fiscal Year Research-status Report
マグリブのアラブ化に伴う社会統合の再検討:初期イスラーム史構築に向けた比較分析
Project/Area Number |
19K13364
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
野口 舞子 東京大学, 東洋文化研究所, 特別研究員 (00834623)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ベルベル / マグリブ / ベルベル語 / アラビア語 / アラブ化 / イスラーム化 / アンダルス |
Outline of Annual Research Achievements |
研究を中断していたため、報告内容無し。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究を中断していたため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究内容としては、①アラブ人の征服と移住がおこなわれた地域とその過程の解明、②ベルベルの居住地域とリアクションの解明、③当時の人びとのエスニシティー認識の解明が挙げられる。 具体的には、引き続き年代記や地理書の記述を分析し、アラブ諸部族やベルベル諸部族の分布状況を地図情報に落とし込む作業や、リアクションやエスニシティー認識に関する記述を蓄積する作業を行う。 また、今年度も文献調査と研究者との意見交換を目的とする海外渡航(主にマグリブ圏)を予定していたが、実施することは難しいと考える。このため、メールやオンライン会議などを利用して海外の研究者と連携を取りつつ、本研究を進めることとしたい。
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Causes of Carryover |
研究を中断していたため。今後は、関係書籍やスキャナー等の物品購入、国内研究会への出席のための旅費などに充てる。
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Research Products
(2 results)