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2021 Fiscal Year Research-status Report

読書行為の評価モデル構築に関する研究

Research Project

Project/Area Number 19K14083
Research InstitutionHirosaki University

Principal Investigator

鈴木 愛理  弘前大学, 教育学部, 准教授 (90722215)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywords読書 / 評価
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、国語科教育において、読書の学習指導に関する評価観・評価規準を解明することで、読書に対する意識や読書への意欲を育成する学習指導のあり方を明らかにすることを目指している。
2021年度は、研究当初は、評価観・評価規準などのサンプルを作成し、広くアンケート調査などを行うことを通して、課題を整理することをめざす時期としていた。
しかしながら、コロナ下によるさまざまな制約から、読書に関する調査や教師や学習者へのアンケート実施などについて、当初予定していた形で進めることはできなかった。
こうした事情をふまえ、本年度は研究計画を大幅に変更し、国語教育内外における読書について広く調査・分析を行い、読書の学習指導における目標を探究することとした。その結果、具体的には、読書に至るまでの過程・読み始め、読み終わるまでの過程・読書を終え次の読書に向かうまでの過程、といった、読書の前後まで視野にいれた読書を考えることが必要であり、それぞれをどのように評価可能であるかを考究するに至った。また、読書力には狭義での読解力が含まれるのが読書の実態ではあるが、評価を考える際には分けて考える必要であるのではないかという見通しをもつに至った。
以上、本年度は、上記のとおり〈読書〉について、その内実や様態を検討することで、評価の在り方を検討した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

コロナ下で、当初予定していた調査などに大きな制約が生まれ、実施できていないものが多くなったため。

Strategy for Future Research Activity

コロナの終息は見通せないため、オンラインで調査などができないか、模索する予定である。
研究目的やめざす到達点などについては、大きく変更せずに進めていこうと考えている。

Causes of Carryover

次年度使用額が生じた理由は、コロナ下で旅費を支出できなかったことである。
次年度以降もコロナの終息が見通せないことから、旅費に充てていた費用を物品費・消耗品費などに充てることで、当初の研究目的や到達目標を実現したいと考えている。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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