2022 Fiscal Year Research-status Report
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19K14083
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
鈴木 愛理 弘前大学, 教育学部, 准教授 (90722215)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 読書 / 評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、国語科教育において、読書の学習指導に関する評価観・評価規準を解明することで、読書に対する意識や読書への意欲を育成する学習指導のあり方を明らかにすることを目指している。 2022年度は、研究当初、評価観・評価規準などのサンプルを作成し、広くアンケート調査などを行うことを通して、課題を整理することをめざす時期としていた。 しかしながら、コロナ下によるさまざまな制約から、読書に関する調査や教師や学習者へのアンケート実施などについて、当初予定していた形で進めることはできなかった。 こうした事情をふまえ、本年度は研究計画を大幅に変更し、昨年度に引き続き、国語教育内外における読書について広く調査・分析を行い、読書の学習指導における目標を探究することとした。その結果、読書に至るまでの過程・読み始め、読み終わるまでの過程・読書を終え次の読書に向かうまでの過程、といったそれぞれの段階における評価可能性について検討し、具体的な評価方法を構想した。また、読書力には狭義での読解力が含まれる読書行為の実態を踏まえ、評価方法について構想した。 以上、本年度は、上記のとおり読書行為の内実や様態を踏まえた評価の方法を具体的に検討することで、評価の在り方を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定していた調査などに大きな制約が生まれ、実施できていないものがやや多いため。
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Strategy for Future Research Activity |
オンラインでの調査などを模索する予定である。 研究目的やめざす到達点などについては、大きく変更せずに進めていこうと考えている。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由は、コロナ下で旅費を支出できなかったことである。 旅費に充てていた費用を物品費・消耗品費などに充てることで、当初の研究目的や到達目標を実現したいと考えている。
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