2020 Fiscal Year Research-status Report
Comparative Studies on Graduate Student Support Using Mindfulness: Cases from UK, USA, China and Singapore
Project/Area Number |
19K14270
|
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
姉川 恭子 東京工業大学, 戦略的経営オフィス, 特任准教授 (00749096)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 学生支援 / マインドフルネス / 海外比較 / 高等教育 / 大学院生 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、以下3点について研究を進めてきた。 1. アメリカへの実地調査を行う予定であったが、covid-19による海外渡航制限により、調査方法の見直しを検討中である。具体的には、前年度実施したヒアリング調査を実施した内容に基づき、対象国全てに対し質問紙調査に切り替えるための準備を行っている。 2. 当面の間海外渡航ができないことを前提に、2021年度の対象として挙げていたイギリス、中国に関しても今後質問紙調査を実施予定である。各国の先行研究を調査・収集するとともに、イギリスの数大学については、質問紙調査の前にメールにてヒアリングを行った。 3. 最終年度に実施予定であった国内での大学生に向けた試験的なマインドフルネス研修を実施した。2021年度も引き続き実施予定で、これらの知見は最終年度に論文としてまとめる予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度はアメリカに訪問調査予定であったが、海外渡航規制により中止せざるを得なかった。2021年度の渡航も見通しが立たないため、インタビュー調査に切り替える予定で調査票の作成を行なっている。
|
Strategy for Future Research Activity |
2021年度は、海外渡航の見通しが立つまでは、インタビュー調査から質問紙調査へ変更し、該当大学への学生支援部署へアプローチを試みる。また、引き続き大学生、大学院生向けのワークショップも実施予定である。
|
Causes of Carryover |
海外渡航禁止要請により、予定していたインタビュー調査が実施できなかったため、当該旅費は次年度訪問調査時、及び質問紙調査の実施に使用する。
|