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2019 Fiscal Year Research-status Report

糖尿病黄斑浮腫に対するレーザー治療の奏功メカニズムの解明と効果的な照射条件の探索

Research Project

Project/Area Number 19K18872
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

白矢 智靖  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (60572394)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords糖尿病黄斑浮腫 / 網膜光凝固 / 閾値下レーザー
Outline of Annual Research Achievements

プライマリーカルチャーを行う前に、ARPE-19細胞を用いて閾値下を含む各出力条件のもとレーザー照射を行った。この細胞は無色透明のため、既報に従ってガラスシャーレの下にblack paperを敷いて照射を行ったが、低侵襲出力条件では反応評価に十分な熱刺激を与えることが困難と判断した。そのため、今後の検討ではヒトiPS細胞由来のRPE細胞を用いる方針とした。約1ヶ月間の培養を行うことで細胞が十分に黒色化し、レーザー照射が可能となったことを確認した。しかし電気抵抗測定装置を用いたバリア機能評価では、安定した数値を得られず培養期間等の再検討が必要であった。次年度はさらなる培養実績と、閾値下レーザー照射が及ぼすVEGFやサイトカインの遺伝子発現、バリア機能の変化について引き続き実験を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

低エネルギー照射である閾値下レーザーが安定して熱刺激を与えられる系を構築出来ている。

Strategy for Future Research Activity

さらなるヒトiPS細胞由来のRPE細胞の培養実績と閾値下レーザー照射が及ぼすVEGFやサイトカインの遺伝子発現、バリア機能の変化について引き続き実験を行う予定である。

Causes of Carryover

旅費が生じなかったため。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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