2021 Fiscal Year Research-status Report
本土と離島の臨床看護師を対象としたバーンアウト耐性形成プログラムの開発
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19K19529
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
西本 大策 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (80757675)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | バーンアウト / レジリエンス / ソーシャル・サポート / 離島 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度の研究実績の概要について、令和3年7月に本土と離島の看護師を対象に第4次質問票調査を行った。第3次質問票調査で対象となった69名の臨床看護師のうち57名から回答を得た(回収率82.6%)。また、令和3年度はベースラインデータを整理と解析および論文化を行い、投稿を行った。査読回答中であり、論文化には至っていない。加えて、介入効果についてデータの整理と解析を行い、介入によるバーンアウト予防の知見が得られている。論文化を行っており、投稿の準備を進めている。今後は第4次質問票調査のデータの整理と解析およびまとめを行い、得られた知見を公表していく予定である。この本土と離島の看護師を対象としたバーンアウトとレジリエンスの関連に関する知見をまとめ、公表することはバーンアウト予防に寄与し、意義および重要性があると考える。知見を国内外へ学会発表や論文を通じて発信し、今後の研究ではより内容を発展させ、一般化を目指したい。 令和3年度の研究で得られた知見の公表について、ベースラインデータを解析して得られた知見は国際学会で発表を行った(International Council of Nurses Congress Nursing Around the World 2-4 November 2021)。第2次質問票調査と介入および第3次質問票調査から得られた知見については、国内学会で発表を行った(第80回日本公衆衛生学会総会 2021年12月)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予定していた調査と介入は終了したが、ベースラインデータの論文化、介入効果の論文化、第4次質問票調査で得られたデータ整理と解析および得られた知見の公表が十分でないため。
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Strategy for Future Research Activity |
ベースラインデータの論文化、介入効果の論文化、第4次質問票調査で得られたデータ整理と解析および得られた知見の公表を進めていく。
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Causes of Carryover |
研究進捗がやや遅れており、論文投稿に伴う英文校正費や論文出版費が使用されていないため次年次使用額が生じている。
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Research Products
(2 results)