2022 Fiscal Year Research-status Report
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19K19530
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Research Institution | Gunma Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
佐藤 正樹 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (30570163)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 着座動作 / 注視 / 動作分析 / 表面筋電図 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、着座動作時の注視場所の違いが下肢や腰部の筋活動や、上半身や四肢・関節などの身体の使い方にどのような変化を生じさせるのかを明らかにし、新たな介助方法を検討することを目的としている。 新型コロナウイルスの流行に伴い研究の進行に遅れが生じているが、ここまで以下の被験者に協力をいただきデータを収集した。 男性5名、女性6名の計11名。年齢は21~54歳であり、平均(±SD)29.6±11.3歳。身長は164.3±8.7cm。BMIは21.8±3.5であった。着座動作時の表面筋電図は、各測定筋の最大出力からどの程度の出力かを計算した%MVCを算出し、使用量を数値化した積分値、最大出力値を数値化して比較する。動作分析では、着座動作における各関節の可動範囲を数値化して比較する。現状では11名分のデータであり、統計解析をするには不十分であるため、今後は被験者数を積み増しデータがそろった時点で分析を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス流行に伴う大学施設の利用制限、講義・演習における学生の密集を避けるため、1学年を半分に分け実施することに伴う担当授業数の倍増、カリキュラム変更に伴う担当授業の変更など、様々な要因が重なり研究の進行がかなり遅れている。また、大学構内に本実験ができる教室が1部屋しか無く、学部生の看護技術演習を少人数で複数回実施する対応が継続しているため部屋の確保が困難となっている。実験で使用できる日数が限られてしまい、研究協力者との日程調整が困難となっている。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年5月より新型コロナ感染症が感染症法上の5類移行に伴い、大学の対応も通常に戻していくこととなった。実験に使用する部屋の確保も容易となることが予想され、今後は粛々と研究を遂行していく。
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Causes of Carryover |
今年度は測定データを解析するための「表面筋電図解析ソフトのオプション機能」を購入したのみであり、他に必要となる物品は生じなかった。次年度使用額である6,148円は、印刷代、ファイルなどの文房具代として使用する予定である。
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