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2019 Fiscal Year Research-status Report

妊婦の血圧上昇に影響する因子~生活に密着した視点から~

Research Project

Project/Area Number 19K19662
Research InstitutionKyoto Tachibana University

Principal Investigator

宗 由里子  京都橘大学, 看護学部, 助教F (50756286)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords妊婦 / 血圧 / 身体活動量 / 生活活動
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、妊婦の血圧上昇に影響する因子を生活に密着した視点で明らかにすることを目的に前向き縦断調査を実施し、妊娠期の5日間、家庭血圧測定の実施、時計型アクチグラフの装着、生活活動記録用紙への記入を行い、HDPリスク因子の有無で比較検討する。血圧値と身体活動量、生活活動の諸データとの相関あるいは多変量解析にて、生活の何が血圧の上昇に影響しているのかについて分析する。結果より、妊婦への看護ケアのあり方や生活に密着した具体的.な健康教育について考察する。
研究方法は、以下の通りである。
1)対象者:妊婦 25名および非妊婦25名2)時期:妊婦は妊娠28週~妊娠32週頃・非妊婦は20~40代女性とする3)研究協力施設:1施設(洛和会音羽病院)/機縁法4)研究協力内容:① 血圧測定の実施、② 時計型アクチグラフ装着による身体活動量測定、③ 生活活動記録用紙の記入①~③を5日間実施する。5)研究協力者より収集するデータは、(1)血圧値:家庭血圧測定は1日2回、起床時1時間以内と就寝前に血圧を測定する。実施は時計型アクチグラフを装着の期間に合わせて行う。(OMRON社製HEM7600T)(2)身体活動量:時計型アクチグラフを使用し調査する。
7)分析方法
(1)血圧値と睡眠、身体活動量、生活活動の諸データとの相関あるいは多変量解析にて分析を行い、生活の何が血圧の上昇に影響しているのかについて分析する。(2)分析結果より、妊婦の血圧に影響を与える因子について明らかにし、起床や就寝時間に関すること、食事の時間、どの程度の活動が望ましいかなどを考察する。また、HDP妊婦の「安静」について、その必要性も含め、今後の安静の指標につながる看護ケアのあり方や、生活に密着した具体的な健康教育について考察する

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

対象者のうち、妊婦は2019年12月に洛和会音羽病院の研究倫理審査を受審し承認を得た。2020年より研究対象者の募集を開始する予定であったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、研究者が医療施設へ出入りすることが妊産婦の感染リスクになること、および医療施設自体が医療体制を崩壊させないことが重要課題であるために、研究の実施が中止となっている。

Strategy for Future Research Activity

機縁法による研究対象者の募集は本学の倫理委員会で承認を得ており、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による外出自粛や、就労において日常生活を送ることができる状況となれば随時開始していくこととする。

Causes of Carryover

2020年度も研究実施期間であり、主に研究対象者への謝金、依頼文書、研究機器、調査用紙の郵送、関連学会への参加、関連書籍の購入などに使用する予定である。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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