2019 Fiscal Year Research-status Report
Future time perspective and well-being in older age
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19K19727
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
池内 朋子 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (40773809)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 未来時間展望 / well-being / 社会情動的選択性理論 / ヨガ / 心理的適応調整 |
Outline of Annual Research Achievements |
ヨガの身体機能への効果については研究が蓄積されつつあるが、心理・精神機能への効果についてのエビデンスはほとんどない。 本研究は、高齢者が無理なく行えるヨガを用いて、高齢期の心理的・精神的Well-beingの維持・向上に影響する複合的な要因およびそれらの関連を明らかにする。 2019年度は、倫理審査承認後、東京都内の70歳以上の老人クラブ会員及び地域住民からヨガ介入調査参加者を募り、約30名の男女が説明会に参加した。医師から運動を制限されている方や足腰に痛みを感じている方を除く23名から研究承諾を得た。事前に基本属性や心理社会的項目について自記式質問紙調査行った。ヨガプログラムは70歳以上の高齢者が無理なく行える内容をヨガインストラクター資格保有者と共に検討を行い、2020年2月より、地域の集会場にて毎週2回の頻度でヨガインストラクターの指導の下、ヨガクラスを開催した。また、プログラム実施の際は医療従事者を配置し、実施中及び開始前後に参加者の体調等のモニターを行った。しかし、2020年2月中旬より新型コロナウイルス感染症拡大の観点から、ヨガクラスを一時中止せざるを得なくなった。次年度は、新型コロナウイルス感染症の状況を見極めながら介入調査の再開時期を検討し、介入調査実施及びデータ収集を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2019年度に予定していた倫理審査を経て研究承諾の得られた研究協力者に対し介入調査を開始したが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から一時中止せざるを得なくなり、現時点では介入調査再開の見通しは立っていない。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は新型コロナウイルス感染症の状況を見極めながら介入調査の再開時期を検討し、介入調査実施及びデータ収集を行う予定である。
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Causes of Carryover |
感染症拡大予防の観点から予定していた介入調査を中断したため、次年度に調査を再開した際に調査員等の人件費を使用予定である。
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Research Products
(6 results)
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[Journal Article] Association of Dog and Cat Ownership with Incident Frailty among Community-Dwelling Elderly Japanese.2019
Author(s)
Taniguchi, Y., Seino, S., Nishi, M., Tomine, Y., Tanaka, I., Yokoyama, Y., Ikeuchi, T., Kitamura, A., & Shinkai, S.
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Journal Title
Scientific reports
Volume: 9(1)
Pages: 0
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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