2020 Fiscal Year Research-status Report
Holistic Appraisal of Environmental Change and Resilience of Tourism Resources in Mountainous Regions
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19K20567
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Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 山岳地域 / レジリアンス / 人新世 / アルパイン・ツーリズム / 複合的変化 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で調査を円滑に行うことができなかった。緊急事態宣言の影響で研究者の移動が困難になったうえ、登山者の急減や山小屋における諸事情を踏まえ、実施できなかった調査項目が多かった。特にアンケート調査を断念することになり、長期間の聞き取りなども不可になった。また、一部のフィールドへのアクセスもできなかったため、研究期間を1年間延長した。 上記のような事情にもかかわらず、2020年度において一部の現場を訪れ、関係者との聞き取りや現場の取材を行った。また山岳地域の課題について2次データなどから整理・分析を行い、査読付論文をまとめた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
上述の通り、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響を受け、山岳地域の現場にも大きな変化があった。具体的に、緊急事態宣言の影響で移動が困難となり、さらに現場において登山者の急減や山小屋における諸事情(調査が行える場所の提供や筆記用具の使いまわしが困難、一部の小屋が閉鎖、一部のルートが未整備、調査の対象になる関係者の不在など)の関係でアンケート調査や長時間にわたる聞き取り・取材が不可能となった。そのため、研究期間を1年間延長することに至った。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度において2020年度にできなかった調査項目を実施する予定ではあるが、本年度も緊急事態宣言が出されており、現場においても感染症パンデミックの影響が残るため、一部の計画を変更する可能性がある。なお今年度においてなるべくデータ収集や分析を実施し、研究のまとめ・総括を行う予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響(移動制限や現場において調査の実施が困難等)のために2020年度予定していた調査の殆どが円滑に実施できず、研究期間を1年間延長することになった。このため次年度使用額が生じており、この予算を2021年度の調査に使う予定である。また2021年度に研究をまとめる予定である。
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