2018 Fiscal Year Annual Research Report
マインドフルペアレンティングプログラムの開発と効果検証:ランダム化比較試験
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18H06366
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
戸部 浩美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (60823143)
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Project Period (FY) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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Keywords | マインドフルネス / ペアレンティング / 親 / 子ども / ストレス / 尺度開発 / 介入研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究目的の一つであるInterpersonal Mindful Parenting尺度の日本語版開発については、本尺度を開発したウィスコンシン大学マディソン校のラリッサ・ダンカン博士に、オランダ・アムステルダム大学で開催されたマインドフルネス国際学会において、ダンカン博士が開いたワークショップに参加して直接会い、指導を受けた。逆翻訳を経て、調査を行う。
研究目的の二つ目であるMindful Parentingの介入について、より深い知識を得るために、オランダ・アムステルダム大学において開催された国際マインドフルネス学会に参加し、Mindful Parentingのプログラムを開発し、多くの介入研究を行っているアムステルダム大学のSusan Bogels教授と会い、指導を受けた。また、家族に対するマインドフルネスプログラムについて、様々な研究発表を聞き、知識を深めた。また、11月には、香港で行われたSusan Bogels教授によるMindful Parenting Advanced Teachers Trainingに6日間参加し、それを教える資格を得た。2019年1月には、東京大学学部教区改革事業を通して、スーザン・ボーゲルズ教授を日本に招聘し、Mindful Parentingに関する講義を、学部生・院生・一般の方向けに開催した。Parentingに関する講座を各地で開催し、育児中の親の意識や必要について多くの示唆を得た。リクルートのための人脈も広げている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
尺度開発者、プログラム開発者と直接会って指導を受け、その後もメールを通して頻繁に指導を仰ぐことができている。理解も深まり、地域のニーズに合わせた介入ができるようになっている。
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Strategy for Future Research Activity |
倫理審査を経て、尺度開発の調査と分析、介入研究のリクルート、介入研究とその結果の分析を行う。
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