2022 Fiscal Year Annual Research Report
外国人との交流活動が日本人に及ぼす効果を検証する挑戦的研究
Project/Area Number |
19K21739
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
関崎 博紀 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (30512850)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長野 真澄 岡山大学, 全学教育・学生支援機構, 准教授 (40633699)
田村 綾子 環太平洋大学, 経営学部, 非常勤講師 (50455060)
大平 真紀子 環太平洋大学, 次世代教育学部, 講師 (70773282)
市嶋 典子 秋田大学, 高等教育グローバルセンター, 准教授 (90530585)
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Project Period (FY) |
2019-06-28 – 2023-03-31
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Keywords | 外国人 / 日本語 / 交流活動 / 地域 / 動機付け / 相互文化性 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度に当たる本年度は、外国人との交流事業に関わる人材同士のネットワークの拡張を継続し、活動の効果を検証するシンポジウム開催を計画していた。取り組みの成果として、オンラインでの交流イベントを2回開催した。2022年6月10日に式部絢子氏に「地域における多文化交流の推進とこれから」、8月28日には田村綾子氏に「留学生の地域交流」というテーマでそれぞれ話題提供いただき、交流活動に従事する人材同士でのディスカッションを行い、交流を促進した。また、2023年3月26日には、田村綾子氏、長野真澄氏、大平真紀子氏の3名にそれぞれ話題提供いただいてオンラインでのシンポジウムを開催し、外国人との交流活動に従事する人材とのディスカッションを経て、交流活動の効果について議論をおこなった。 研究期間を通した目的は、外国人との交流活動が日本人に及ぼす影響を検証することであった。そのために、各活動の特徴の記述、および、人的ネットワークの構築を目指してきた。1年目には、人的ネットワーク拡張のための基盤整備、および、各交流活動の特徴記述のためのデータ整備を完遂できた。2年目には、各交流活動の特徴について、シンポジウムでの研究発表、および論文としての成果公開を行った。新型コロナウィルス感染症のまん延により研究の自粛を余儀なくされたものの、研究の期間延長を経て、最終年度には、上述の通り研究計画通りの成果を収めることができた。
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