2022 Fiscal Year Annual Research Report
UK-JP Collaborative Research on Public Engagement and Bioethics
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19KK0002
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
三成 寿作 京都大学, iPS細胞研究所, 特定准教授 (60635332)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西條 玲奈 大阪大学, 文学研究科, 助教 (10768500)
木村 めぐみ 公益財団法人未来工学研究所, 研究センター, 研究員 (50711579)
日比野 愛子 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (00511685)
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Project Period (FY) |
2019-10-07 – 2023-03-31
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Keywords | パブリックエンゲージメント / 生命倫理 / データサイエンス / エンターテインメント / 科学コミュニケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度においても、科学コミュニケーションやパブリックエンゲージメント等に関する学術的・実践的な取組みについて文献・資料調査を実施した。英国への訪問調査は、新型感染症の影響により、本研究課題の研究期間を通して当初予定した通りには行えなかったが、最終年度には新型感染症の流行がある程度落ち着いたこともあり、英国への訪問調査を行うことができた。英国においては、Anna Middleton教授等と本研究課題に関して議論するとともに、The Third International Summit on Human Genome Editingに参加することにより、ゲノム解析技術やゲノム編集技術、ゲノム合成技術、デュアルユース、パブリックエンゲージメント等に関連する知見・情報の収集・分析を行うに至った。上述の通り、英国への訪問調査については、新型感染症の流行による影響を大きく受けたが、その流行時においても Middleton教授の研究チームとオンラインでのミーティングやメールを通じて意見交換を図ってきたことにより、研究の到達目標をある程度十分に達成することができた。特に最終年度においては、科学コミュニケーションや生命倫理の観点から、ゲノム編集技術に対する患者参画のあり方(政策形成への参画を含む)や映画等において取り扱われているサイエンスフィクションの意義等について考察を深めた。さらにゲノム情報の取り扱いに関連して、本研究課題では、副次的に、個人情報保護や人工知能、さらにはmHealthに関する倫理的・法的・社会的課題についても整理し論文や学会等において報告した。
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Research Products
(8 results)