2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of statistical methodology and its applications for directional data utilizing international joint research
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19KK0287
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
阿部 俊弘 法政大学, 経済学部, 教授 (70580570)
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Project Period (FY) |
2020 – 2023
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Keywords | 国際共同研究 / シリンダーモデル / 方向統計学 / 円周分布 / 歪対称分布族 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、非対称な角度モデルの提案・推測理論の展開等を行い、国際共同研究の基礎理論の構築ができた。また、これに関連してシリンダーモデルの一般理論構築に取り組み新しい統計モデルの提案を行うことができた。この基礎理論について、University of Luxembourgでの国際会議で発表をし、現地の共同研究者と研究ディスカッションをしながら研究を進展させた。また、既存のモデルを含むような一般的な変換を発見するため、シリンダーモデルの一般化についても連携して作業を進めた。新型コロナウイルス感染症拡大、また、申請者と共同研究者の所属研究機関変更により、計画の再調整を行い、研究滞在を2023年1月末と2023年2月~3月に分けて研究滞在を実施した。これらの研究滞在で角度モデルの非対称化、推測理論に関するディスカッション、シリンダーモデルの一般化について議論をし、既存のシリンダーモデルを含むようなさらなる一般化がどこまで可能であるか考えた。また、特殊なタイプのシリンダーデータに対する新しいモデリングについて議論し、かなり一般性のある新しいモデリングを考案できた。 日々のディスカッションにより、当初考えていたシリンダーモデルのさらなる一般化が可能であることがわかり、研究レベルの大幅な向上ができた反面、より良い理論の構築のために、さらに時間をかけて議論していく必要が生じた。理論適用のための環境データの調査について翌年度以降に行うこととなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な困難が生じたが、様々なツールを使用することにより、それらを乗り越えることができた。一方で、シリンダーモデルの基礎となる非対称な角度モデルの構築や推測理論の研究が大幅に進展した。それゆえ、全体として研究は順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症のために海外渡航ができていなかったことから、フィンランドにおける現地でのデータ解析作業が進んでいない。そのため、ルクセンブルクでの理論研究に目途が立ち次第、フィンランドへ渡航してデータ解析作業を遂行していく。
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Research Products
(6 results)