2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20223001
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
岡田 章 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (90152298)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西村 和雄 京都大学, 経済研究所, 名誉教授 (60145654)
今井 晴雄 京都大学, 経済研究所, 教授 (10144396)
蓼沼 宏一 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (50227112)
梶井 厚志 京都大学, 経済研究所, 教授 (80282325)
古澤 泰治 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (80272095)
原 千秋 京都大学, 経済研究所, 教授 (90314468)
関口 格 京都大学, 経済研究所, 准教授 (20314461)
尾山 大輔 東京大学, 大学院経済学研究科, 講師 (00436742)
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Project Period (FY) |
2008-05-12 – 2013-03-31
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Keywords | 経済理論 / ゲーム理論 / 市場 / 情報 / 政治経済学 / インセンティブ / 交渉理論 / 繰り返しゲーム |
Research Abstract |
平成24年度の三つの研究班は、これまでの研究を総括するとともに、次の研究成果を得た。 (i) 市場の動学・非完備情報ゲーム分析(西村、梶井、原)経済動学の研究では、動学的均衡の振る舞いを決定する十分条件を明らかにした。ベイジアンゲームの研究を再検討し、情報頑健性を若干弱めると、情報頑健均衡がゲームの構造に関して連続に対応することを証明した。数理ファイナンスの研究では、取引費用の上昇が株式の買い手の厚生を高める可能性があることを示した。 (ii) 組織・情報・インセンティブのゲーム分析(今井、関口、尾山)環境経済学へのゲーム理論の応用研究について今後の発展の可能性を検討した。繰り返しゲームの研究では、相手の行動の観測を無費用で選択できるモデルについての平成23年度までの研究を継続し、伝統的な自動観測モデルでは得られない新たなフォーク定理を証明した。 (iii) 政治経済学のゲーム分析(岡田、蓼沼、古澤)ゲーム理論を国際関係論に応用するために必要となる情報不完備な協力ゲーム理論の構築を行い、シグナリング理論と融合する新しいコアの概念を提唱した。マッチング問題において、選好の変化後に当初のパートナーからより高く評価される個人は事後的に損失を被るべきではないという解の新しい条件を導入し、マッチングの安定性との両立可能性を明らかにした。国際貿易の研究では、2国が交互に輸入関税を設定する場合、明示的な懲罰を内在しないマルコフ完全均衡でも両国が徐々に関税を引き下げる均衡が存在することを証明した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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