2008 Fiscal Year Annual Research Report
少子高齢社会の階層格差の解明と公共性の構築に関する総合的実証研究
Project/Area Number |
20223004
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
白波瀬 佐和子 The University of Tokyo, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (00361303)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
盛山 和夫 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50113577)
ホリカワ チャールズ・ユウジ 大阪大学, 社会経済研究所, 教授 (90173632)
杉野 勇 お茶の水女子大学, 人間文化創成科学研究科, 准教授 (80291996)
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Keywords | 少子高齢化 / 階層格差 / 所得格差 / 公共性 / 世帯変動 / 社会調査 |
Research Abstract |
平成20年度に実施した研究の主な成果は以下の通りである。 1・2008年6月にスウェーデン・リンショピンにおいて、ヨーロッパ科学基金(European Scienge Foundation)が主催した"The Transfer of Resources across Generations:Family, Income, Human Capital and Children's wellbeing"に参加。世代間移転についての専門家で、ヨーロッパを中心とした高齢者に関するパネル調査(SHARE:Survey of Health, Ageing, and Retirement in Europe)メンバーである社会学者のProfessor Martin Kohliと意見交換し、高齢者調査の実施と国際比較の可能性を議論した。特に、世代間移転の国際比較に関する比較検討を開始した。 2・11月21日韓国ソウル大学社会学部とのジョイントフォーラムを開催した。韓国側からはProfessor Kyuung-Sup Chang, Professor Anthony Woodiwiss、日本側からは盛山和夫教授、上野千鶴子教授が報告者として登壇した。その後、11名の大学院生による研究会も開催した。 3・2010年に実施を予定する全国大規模調査に先駆けて、本研究2年目には自治体ベースの社会調査を実施する。いくつかの自治体に協力を打診した結果、東京都稲城市からご協力いただける見通しがたった。 4・データベース化された1980年代半ばから2007年までの「国民生活基礎調査」の目的外利用申請が承認された。20年近くの長期時系列分析を行うためのデータ整備を開始した。
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Research Products
(50 results)