2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20240012
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
河口 洋一郎 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (50241807)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米 海鵬 東京大学, 大学院情報学環, 助教 (20633027)
神村 明哉 独立行政法人産業技術総合研究所, 情報通信エレクトロニクス分野研究企画室, 企画主幹 (70356822)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | 評価実験 / 国際発表 / 国内発表 |
Research Abstract |
24年度では、花鳥風月インタフェースを検証するには、昨年度で実装されたデジタル茶室を使って、評価実験を行った。 評価実験は、24年度の前半で、研究室で行った。20名程度の被験者を集まって、デジタル茶室を体験してもらって、評価シートに記入してもらった。評価実験の結果により、予想した通り、ポジティブな評価を得たことが分かった。 特に、バンパーディスプレイの上に超高精細CG映像を投影することで、ユーザーにとって、視覚、聴覚、触覚の併用できるインタラクションが実現し、視聴体験を向上する効果が明らかにした。さらに、花鳥風月インタフェースの一環とした鳥や魚などの形をもつ造形物インタフェースに対して、ユーザーの没入感を高める効果も明らかにした。これで、バーチャルなCG空間と実物の花鳥風月インタフェースを融合し、先端技術で創出した伝統的な日本庭園のような開放空間の五感向上の効果が明らかにした。 また、今年度では、花鳥風月インタフェースに関する研究の結果をまとめ、国内と国際の展示や学会で発表された。さらに、展示、学会では、発表しながら、他の研究者の意見を聞き、今後の改善点や応用に対する展開なども考え直した。これまでの展示,発表などの活動で、研究成果の公開・国民への発信という目標も達成した。 五年間の研究では、日本の伝統文化と先端技術の融合とした斬新なん試みとして、豊かな成果を取り得た。これから,より広くの応用も期待される。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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