2010 Fiscal Year Annual Research Report
南極氷床内陸表層部の層位形成の物理機構とその電波リモートセンシング
Project/Area Number |
20241007
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Research Institution | National Institute of Polar Research |
Principal Investigator |
藤田 秀二 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (30250476)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SURDYK Syviane 国立極地研究所, 研究教育系, 特任研究員 (30532618)
川村 賢二 国立極地研究所, 研究教育系, 助教 (90431478)
東 久美子 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (80202620)
五十嵐 誠 国立極地研究所, 研究教育系, 特任研究員 (50435624)
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Keywords | 南極 / 氷床 / フィルン / 氷 / 雪 |
Research Abstract |
本年度は、前年度に続き、南極観測で得られた雪氷試料および現地データやリモートセンシングデータを元に、試料分析とデータ解析を実施した。研究実施のため、研究代表者は2名の科研費プロジェクト研究員を年度内に雇用して研究を推進した。研究成果公表と討論のために、ノルウェーのオスロ氏で開催されたIPY国際会議に研究代表者が参加し、そのために旅費を要した。論文執筆をすすめており、投稿ならびに投稿準備をすすめた。試料分析にかかる物品の購入を要した。当初計画に沿って、以下5項目を実施した。 (1)南極現地観測データとして得られた氷床表層部の物理構造データのまとめを実施 (2)南極観測で得られた270MHz地中探査レーダの編集作業を継続実施 (3)雪氷試料の物理解析として、マイクロ波誘電率テンソルの連続計測、結晶集合組織計測、X線ビームを用いた高分解能密度計測、主要イオン分析を実施 (4)南極観測で得られたマイクロ波放射計データの初期処理・編集作業を実施 (5)氷床表層物理プロセスと、深部での気泡形成プロセスにかかる考察作業を実施
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Research Products
(8 results)
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[Presentation] Spatial distribution of the Glaciological environment between the two deep ice core drilling sites at EPICA-DML and Dome Fuji, East Antarctica2010
Author(s)
Fujita, S., Holmlund, P., Andersson, I., Brown, I., Enomoto, H., Fujii, Y., Fujita, K., Fukui, K., Furukawa, T., Hansson, M., K.Hara., Iizuka, Y., Imura, S., Ingvander, S., Karlin, T., Motoyama, H., Nakazawa, F., Sjoberg, L., Sugiyama, S., Surdyk, S., Strom, J
Organizer
国際極年オスロ科学会議
Place of Presentation
オスロ貿易展示場
Year and Date
20100607-20100614
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