2008 Fiscal Year Annual Research Report
小、中、高、大の一貫する英語コミュニケーション能力の到達基準の策定とその検証
Project/Area Number |
20242011
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
投野 由紀夫 Tokyo University of Foreign Studies, 大学院・地域文化研究科, 准教授 (10211393)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺内 一 高千穂大学, 商学部, 教授 (50307146)
高橋 美由紀 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (30301617)
金森 強 松山大学, 人文学部, 教授 (90204544)
根岸 雅史 東京外国語大学, 大学院・地域文化研究科, 教授 (50189362)
高田 智子 明海大学, 外国語学部, 准教授 (20517594)
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Keywords | 英語教育政策 / 到達度指標 / CEFR / 小学校英語活動 / 小中高大連携 / 第2言語習得研究 / シラバス開発 / 習熟度調査 |
Research Abstract |
平成20年度は以下のような目的を設定して、研究計画を実施した: 1. 研究チームの編成と具体的な連携方法の調整 2. 前年までの「小池科研」の資料の活用方法の議論を深める 3. CEFR-J(試案)の改良点を議論し、プロトタイプ作成方法を議論 初年度は、前年度までに行ってきた「小池科研」において大枠を作成したCEFR-J(試案)をもとに、より具体的で綿密な到達指標の作成を実行に移すための体制作りと資料関連の勉強会を中心に行った。すでに、関連資料として収集したCouncil of Europe, EU, Finland などからのCEFRに関する資料、および主要ヨーロッパ各国、アジア各国の到達度指標に関する資料(学習指導要領、最もよく利用されている教科書のデータベース)などを基礎とし、さらに最近の第2言語習得研究分野からのCEFR批判の論文などを吟味しつつ、どのようにCEFR-Jに英語の語彙や構造を当てはめていくか、またそれをどのように検証するか、といった具体的プロセスを検討し、プロトタイプ版を2009年7月までに作成することで合意し、作業を小中高大セクションに分けて行った。
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Research Products
(30 results)