2009 Fiscal Year Annual Research Report
小、中、高、大の一貫する英語コミュニケーション能力の到達基準の策定とその検証
Project/Area Number |
20242011
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
投野 由紀夫 Tokyo University of Foreign Studies, 大学院・総合国際学研究院, 准教授 (10211393)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺内 一 高千穂大学, 商学部, 教授 (50307146)
高橋 美由紀 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (30301617)
金森 強 松山大学, 人文学部, 教授 (90204544)
根岸 雅史 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (50189362)
高田 智子 明海大学, 外国語学部, 准教授 (20517594)
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Keywords | 英語教育政策 / 到達度指標 / CEFR / 小学校英語活動 / 小中高大連携 / 第2言語習得研究 / シラバス開発 / 習熟度調査 |
Research Abstract |
研究計画2年目は、小中高大の一貫した英語到達基準の策定に向けて以下のような研究を実施した。 1)CEFRを基準にして日本に導入した場合の具体的なdescriptorの仕様の検討と策定 2)海外調査(グラーツ、フィンランド、台湾、香港、スペイン、英国) 特に、1)に関しては、当初予想していた日本独自の到達指標の策定の方向を改め、この数年で応酬で圧倒的に影響力を増大しているCEFRの大枠を堅持しつつ、いかに日本の学校教育、特に小学校からの導入および中高大と適切な連携ができるかを勘案しながら、日本の学校教育における評価枠の可能性を探りつつ、検証版の作成を行った。これをもとに3-4年目に実証的なデータをとりながら、改訂版をもって一応のCEFR-J(仮称)の提案とする予定である。 また2)に関しては、3-4年目の検証方法に関して、さまざまな方法論や実際の検証事例の収集を行った。CEFR-Jについて、教員によるアンケート、descriptorの並べ替え実験、実際の学習者のパフォーマンスとの関係、学習者コーパスによる裏付け、などの具体的検証方法の資料を収集した。
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Research Products
(56 results)