2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20243001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
木庭 顕 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (20009856)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桑原 朝子 北海道大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (10292814)
松原 健太郎 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (20242068)
森田 果 東北大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (40292817)
両角 吉晃 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (50239711)
原田 央 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (60302642)
金子 敬明 千葉大学, その他の研究科, 准教授 (80292811)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | 信用 / ローマ法 / 金融 / 近世中国社会 / 信託 / 初期近代イングランド |
Research Abstract |
今年度は五年計画の最終年度であるために、各自の研究が続行されたほか、以下のような企画が実行された。第一に、秋に財政と信用に関する研究会を開催し、財政が信用面での統括的位置を占める点をめぐって議論が交わされた。さらに、3月には、アルド・スキアヴォーネ教授を招き、一連のインテンシヴな討論を行った。同教授は、ローマ法と経済社会の関係に関する方面の世界的権威であり、古典世界と近代を対比する観点から、信用の形態に関するグローバルな見通しを有する。われわれが到達した見通しとの間に真剣な「対決」が実現し、到達点をグローバルに見直すための貴重な機会となった。他方、核となった数名の研究者の間で、到達点を英文でパブリッシュする計画が進行中である。具体的には、私による、到達点自体の短い定式化、そして近代中国、近世日本、現代の国際取引、初期近代イングランド、アンシャンレジーム期フランス、に関する野心的な論文集である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)