2012 Fiscal Year Annual Research Report
アジア主義のビジョンとネットワークに関する広域比較研究
Project/Area Number |
20243010
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
松浦 正孝 立教大学, 法学部, 教授 (20222292)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山室 信一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (10114703)
浜 由樹子 津田塾大学, 国際関係研究所, 研究員 (10398729)
土屋 光芳 明治大学, 政治経済学部, 教授 (20197726)
中島 岳志 北海道大学大学院, 法学研究科, 准教授 (40447040)
高橋 正樹 新潟国際情報大学, 情報文化学部, 教授 (50288247)
宮城 大蔵 上智大学, 外国語学部, 准教授 (50350294)
WOLFF David 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (60435948)
大庭 三枝 東京理科大学, 工学部, 准教授 (70313210)
吉澤 誠一郎 東京大学大学院, 人文社会系研究科, 准教授 (80272615)
姜 東局 名古屋大学大学院, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (80402387)
大賀 哲 九州大学大学院, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (90445718)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | アジア主義 / 地域主義 / ネットワーク / アジア観 / 植民地主義 |
Research Abstract |
最終年度であり五年度目である本年度は、当初の計画通り、これまでの研究会や内外のメンバーによる議論を通じて蓄積された各自の研究成果を基礎とした論文集を刊行することを最大の目標とした。まず、草稿を提出してくれた執筆者と論文内容の調整を行った上で、総括班と出版社の編集部との間で全体の方針を議論し、それに基づいて、本研究の研究報告とも言える「序論」(本書の総括)と「あとがき」(理論的検討)の草稿を執筆し、これを各執筆者に回覧して持ち回りの研究会を行った。また、最近刊行された重要な業績との比較検討も反映させ,特に研究協力者を中心とした総括班に対しては、それぞれのコメントを求めて集中した議論を行い、これを「序論」「あとがき」に反映させた。これにより、寄せ集めの論文集ではなくプロジェクトの集大成という性格を強化することができた。 本研究のとりまとめである書籍の刊行にあたっては、当初の予定通り、アジア主義・地域主義研究・ナショナリズム・グローバルヒストリーなどの研究者や、海外の研究者に対して書籍の配布を行い、成果を公表すると同時に、さらなる議論の発展を求めた。また、それらを前提として、年度末に書評会を開くことで、本研究全体の総括と反省、展望を行った。 本論文集への執筆と平行して、各メンバーは、別紙にあるような論文の刊行、日本国際政治学会を始めとする学会での報告などの業績の公開と深化とを行った。 五年間の研究の成果の公表は、ミネルヴァ書房から刊行された書物に全て譲ることとし、ホームページには本研究で得られた知見の概要を簡単にまとめたものを掲げ、成果の公表とした。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(35 results)