2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
A Study on Crustal Activity Detecting System and Construction of EM Field Measuring Network
Project/Area Number |
20246068
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
System engineering
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
TAKUMI Ichi Nagoya Institute of Technology, 大学院・工学研究科, 教授 (30188130)
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Project Period (FY) |
2008 – 2011
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Keywords | ELF異常電磁波 / 地震前兆 / 地殻活動検知 / 環境電磁波観測 |
Research Abstract |
(1)観測システム網の整備充実と精度向上 (1)東南海地震の想定震源域からの異常電磁波放射を観測するための観測システム網の整備充実。 (2)経年変化,動作温度の影響を受けやすい,観測装置アナログ系を無調整で長時間運転できるよう改良する。 (3)全国的に同期したサンプリングと全国的に同期した位相同期検波を行う高精度サンプリング位相検波回路を開発する。 (2)地球規模,太陽系規模の電磁環境モデルの構築と雑音除去方式を確立する。 (3)音響学的信号処理,統計的信号処理による地殻放射電磁波データの解析システムの確立 (1)統計的信号処理による雑音除去,信号分離手法を開発する。 (2)音響学的信号処理にもとづく異常検知を行う。 (3)磁界方向の時間的変動に着目した異常検知,異常発生源推定を行う。 (4)長周期ウェーブレット解析による特徴量抽出を検討する。 (4)SOM等のニューラルネットワーク信号処理による異常信号分類手法を確立。 (5)地殻放射電磁波のデータベース化推進。 (6)地殻放射電磁波による地殻活動検知の統計的評価。
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