2010 Fiscal Year Annual Research Report
Eラーニングによる看護職の再就職支援研修プログラムの開発と評価
Project/Area Number |
20249083
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
中村 裕美子 大阪府立大学, 看護学部, 教授 (10299266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
真嶋 由貴恵 大阪府立大学, 総合教育研究機構, 教授 (70285360)
星 和美 大阪府立大学, 看護学部, 教授 (40290358)
細田 泰子 大阪府立大学, 看護学部, 准教授 (00259194)
中嶋 有加里 大阪府立大学, 看護学部, 准教授 (40252704)
牧野 裕子 大阪府立大学, 看護学部, 准教授 (30290365)
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Keywords | 未就労看護職 / 再就職支援 / eラーニング / 研修システム / 研修プログラム |
Research Abstract |
Eラーニングによる看護職の再就職支援研修システムを開発し、Web上に公開して、システム利用状況の分析、研修登録者への郵送調査を行ない、研修システムを評価した。 (1)研修システムの開発 2009年に開発した研修システムの一部改造を行ない、研修プログラム構成管理機能とメンター補助機能を完成させた。搭載している教材コンテンツを看護学習サポートシステムの教材を活用し、利用できる学習コンテンツを増加させた。また、サイトへのアクセスを高めるために、ホームページを開設しSEO対策を実施した。 (2)研修システムの評価 Webに公開しているサイトへのアクセス数は、2009年11月から2010年11までに2048件あった。事例学習コースが43%、コースが57%であり、推奨コースを選択する割合が高くなっていた。学習者には自己の希望や経歴から自動に学習コンテンツが推奨されることは、多くのコンテンツから求める学習コンテンツを選択しやすくなり、効果的な機能であると考えられる。システムへの登録者は60名あり、教材検索システムの利用は登録者の33%、メンター機能の利用は、わずかであった。システムへのアクセス回数は平均3.9回、1回あたりの時間は48分であった。登録者は、複数アクセスし、長い時間学習していることが明らかになった。また、システムおよび教材の評価は、概ね良好な評価が得られた。以上のことから、開発した研修システムは、有用性、実用性が高く、今後は広く利用されるように、周知活動を行っていくことが次の課題となる。
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Research Products
(12 results)