2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Development of Advanced Nurse Clinic System to Link Child's Care among Hospital, Home, and Community
Project/Area Number |
20249085
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Lifelong developmental nursing
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
KATADA Noriko University of Hyogo, 看護学部, 教授 (80152677)
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Project Period (FY) |
2008 – 2011
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Keywords | 高度実践看護師 / 小児看護専門看護師 / 小児医療 / 在宅支援体制 / 高度実践看護師クリニック |
Research Abstract |
本研究は、看護系大学と臨床が連携し、近年の小児科医の不足や小児医療の課題となっている現象に対し、現小児看護専門看護師(Certified Nurse Specialist,以下CNS)の役割や職責を現法の中で広げ、独立した高度実践看護師クリニック(仮)を現医療体制に位置づけ、効果を検証する臨床研究である。 (1)研究目的 ・病院/在宅/地域に存在する医療ニーズに対応するために、CNSが単独または外来看護師と共同して行う看護外来に関する開設・運営のプロセスを明らかとする ・看護外来の効果を検証する ・看護外来を開設運営するに当たって必要なCNSのケア技術や役割を明確化すると共に、彼らを効果的に活用するための医療・教育体制の明確化 (2)研究方法 (使用する研究データ及び分析方法) 本研究は以下の3つより構成されている。 (1)看護外来の開設・運営のプロセスを明らかにする CNSは共通指標「APN活動計画で明確化していく内容」を参考にし、独自の看護外来開設に向けての計画及び運営のプロセスについて、明確化していく。 研究者(CNS)自身の実践活動の分析内容の記録と指標に基づいて行った具体的活動内容の記述的記録を基に、内容を分析し、構造化する。 (2)看護外来の効果を検証する 研究者(CNS)自身によって共通用紙「CNSが運営する看護外来でCNSが看護介入を記録する記録用紙」に記録された内容(診療に関する記録、医療・診療の質の改善に関する記録)を分析する。また、患者(健康管理スキル尺度、満足度)・家族(満足度)・他職種(満足度)にアンケート調査を実施した結果を統計処理にて分析を行う。 (3)看護外来の開設・運営に必要なCNSのケア技術・役割を明確化する 全てのプロセスにおいて、CNSの実践内容(共通用紙「CNSが運営する看護外来でCNSが看護介入を記録する記録用紙」に記録された記録内容、ミーティングの記録、研究者会議録、患者・家族の診療に関する記録・実践のプロセス)を内容分析し、高度実践看護師に必要な技術、小児医療・教育体制について検討する。
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