2009 Fiscal Year Annual Research Report
日本人英語学習者の話し言葉・書き言葉コーパスの整備とそれに基づく語用論的対照分析
Project/Area Number |
20320063
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Research Institution | Showa Women's University |
Principal Investigator |
池上 嘉彦 Showa Women's University, 文学研究科, 教授 (90012327)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金子 朝子 昭和女子大学, 文学研究科, 教授 (10138505)
投野 由紀夫 東京外国語大学, 大学院・地域文化研究科, 准教授 (10211393)
小林 多佳子 昭和女子大学, 文学研究科, 准教授 (50249009)
高野 恵美子 昭和女子大学, 人間文化学部, 准教授 (90338541)
高味 み鈴 昭和女子大学, 人間文化学部, 准教授 (30226922)
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Keywords | 日本人英語学習者 / 書き言葉 / 話し言葉 / ICLE / LINDSEI / 学習者コーパス / Cohesive Ties / 語用論的分析 |
Research Abstract |
平成20年度から平成23年度の4年計画で、ベルギーのLouvain大学のGranger教授のもとに、世界15ヵ国以上の代表が参加している世界的な規模の学習者コーパスの日本代表として調査・研究を継続した。平成21年度は以下の研究活動を行った。 1. 日本人英語学習者の話し言葉コーパス(LINDSEIサブコーパス)のpicturestoryパートの品詞タグ付けデータと英語母語話者コーパスデータを用い、語用論的研究(日本人英語学習者の発達過程における結束性の使用傾向)を行った。 2. 研究成果は、オーストラリア・メルボルン大学で行われた第11回IPrA(国際語用論学会)において発表した。 3. また上記の発表内容を"The Development of Cohesive Ties in English by Japanese University Students"というタイトルの論文にまとめ、昭和女子大学紀要に掲載した。 4. 平成21年度には日本人英語学習者の書き言葉コーパスを収録したICLEのCD-ROM第2版が出版され、英語学習者の中間言語、第二言語習得、外国語教授法等の他分野の研究への大きな貢献が期待されている。
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Research Products
(21 results)