2011 Fiscal Year Annual Research Report
日本人英語学習者の話し言葉・書き言葉コーパスの整備とそれに基づく語用論的対照分析
Project/Area Number |
20320063
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Research Institution | Showa Women's University |
Principal Investigator |
池上 嘉彦 昭和女子大学, 文学研究科, 特任教授 (90012327)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金子 朝子 昭和女子大学, 文学研究科, 教授 (10138505)
投野 由紀夫 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (10211393)
高野 恵美子 昭和女子大学, 人間文化学部, 准教授 (90338541)
高味 み鈴 昭和女子大学, 人間文化学部, 准教授 (30226922)
赤堀 志子 昭和女子大学, 短期大学部・文化創造学科, 講師 (80327949)
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Keywords | 日本人学習者 / 書き言葉 / 話し言葉 / ICLE / LINDESEI / 学習教材 |
Research Abstract |
本研究は国際的な共同プロジェクトの一部として作成したICLE(International Corpus of Learner English)およびLINDSEI(Louvain International Database of Spoken English Interlanguage)の日本人サブのコーパスの研究を通して、日本人英語学習者の英語使用の特徴を知り、ICLE、LINDSEIに収められた様々な母語を持つ学習者との比較研究を進めるものである。また本年は、これまでの研究成果を日本人学習者の教育への応用、特にウェブ上に日本人大学生用英語学習ツールを作成することを目的として活動を行った。それに加え、7月には第12回IPrA(The International Pragmatics Association)で日本人大学生の英語の受け身表現の問題点について(グループ研究)、8月には第50回JACET大会で動作動詞のcomeとgoの使用について(高野)、9月にはLCR2011(Learner Corpus Research 2011)で無生物主語の使用について(高味・赤堀)、さらに10月にはCCC(Cognition, Conduct & Communication)2011にて英語話者と日本語母語話者のcomeとgoの認知的差異について(高野)と、本コーパスを利用した研究成果を発表することができた。そして、今年度の活動のまとめとして、3月に慣用表現を中心とした日本人大学生向けの学習サイト(http://aso.swu.ac.jp/corpus)をウェブ上に公開し、本年度目標としていた活動を予定通り完成した。
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Research Products
(13 results)