2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20320093
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
岸本 美緒 Ochanomizu University, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (80126135)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 和枝 鹿児島国際大学, 国際文化学部, 教授 (80277706)
安田 次郎 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (60126191)
小風 秀雅 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (90126053)
古瀬 奈津子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (20164551)
安成 英樹 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 准教授 (60239770)
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Keywords | 比較史 / 身分制 |
Research Abstract |
平成20年度は、研究集会の開催と個別研究とを軸に活動を行った。 研究集会は、以下の如く、4回開催し、合計5名が研究の現状について報告を行い、それに対して参加者全員による質疑応答が行われた(場所はいずれもお茶の水女子大学)。 第一回 2008年6月25日 (1)共同研究の打ち合わせ (2)岸本「名刺と中国社会」 (3)安成「フランス近世の身分と社会」 第二回 同7月9日 鶴島博和(研究協力者)“Hic est miles: some images of three knights, Turold, Wadard and Vital." 第三回 同11月14日 井上和枝「朝鮮後期における家門の由緒創出-孝子・忠臣・烈女旌閭と関連して」 第四回 同12月10日 神田由築「武士と町人のあいだ 日本近世の身分」 上記の研究集会では、中世から近世に関わる報告が多く、日本、朝鮮、中国からフランス、イギリスに至る中世・近世の身分に関して、(1)共時性に留意した比較の視点と方法をめぐる討論が行われるとともに、(2)特に第二回と第四回においては、タペストリーや歌舞伎のヴィデオなど、ヴィジュアルな資料が用いられたため、そのような資料の分析方法についても活発な討論がなされた。 同時に個別研究を進め、個々の分担者が、各自の研究領域において研究文献及び資史料を収集整理し、関連の論文を執筆した。平成20年度中に発表された成果は次頁の如くである。
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Research Products
(10 results)