Restored research of "Japan" that Siebold tried to introduce in Europe

2010 Fiscal Year Self-evaluation Report

• Project/Area Number: 20320097
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Section: 一般
• Research Field: Historical studies in general
• Research Institution: Nagasaki Junshin Catholic University
• Principal Investigator: MIYASAKA Masahide Nagasaki Junshin Catholic University, 人文学部, 教授 (00269101)
• Project Period (FY): 2008 – 2011
• Keywords: シーボルト / シーボルト・コレクション / 日欧文化交流史 / 日本展示 / ブランデンシュタイン家文書

Research Abstract

本共同研究は、シーボルトに関する文書資料群としては最大の規模を持つブランデンシュタイン家の文書・記録・地図・絵画の調査により抽出された日本研究および日本外交に関する資料とミュンヘン国立民族学博物館、ライデン国立民族学博物館、ライデン大学図書館などに所蔵されているシーボルトの収集品や外交文書を結びつけ、シーボルトの日本研究の概要と日本博物館構想、さらには外交活動の実態を復元的に研究することを目的としている。
具体的な調査・研究のテーマは以下のとおりである。
(1)日本の産業調査の解明
(2)シーボルトによる日本地図作成過程の解明
(3)シーボルトの日本博物館の復元的研究
(4)シーボルトの幕末外交への関与の実態解明

Research Products

• [Journal Article] ベルント・ノイマン、石川光庸「ブランデンシュタイン家所蔵、1825年、1828年、1830年シーボルト関係書簡の翻刻ならびに翻訳(補遺2)」 (2011)
  • Author(s): 宮坂正英
  • Journal Title: シーボルト記念館『鳴滝紀要』 第21号 Pages: 65-99
• [Journal Article] ベルント・ノイマン、石川光庸「ブランデンシュタイン家所蔵、1825年、1826年、1830年シーボルト関係書簡の翻刻ならびに翻訳(補遺1)」 (2010)
  • Author(s): 宮坂正英
  • Journal Title: シーボルト記念館『鳴滝紀要』 第20号 Pages: 29-62
• [Journal Article] ベルント・ノイマン、石川光庸「フォン・ブランデンシュタイン家所蔵、1827年-1829年シーボルト関係書簡の翻刻ならびに翻訳」 (2009)
  • Author(s): 宮坂正英
  • Journal Title: シーボルト記念館『鳴滝紀要』 第19号 Pages: 15-54
• [Journal Article] ベルント・ノイマン、石川光庸「フォン・ブランデンシュタイン家所蔵、1825年、1828年、1830年シーボルト関係書簡の翻刻ならびに翻訳」 (2008)
  • Author(s): 宮坂正英
  • Journal Title: シーボルト記念館『鳴滝紀要』 第18号 Pages: 29-62
• [Presentation] 「ブランデンシュタイン家文書中のシーボルト関係書簡について」(ドイツ語) (2010)
  • Organizer: 第4回国際シーボルト・コレクション会議
  • Place of Presentation: ドイツ、ヴュルツブルク市.
  • Year and Date: 2010-10-06
• [Book] 小シーボルトと日本の考古学の黎明(「ブランデンシュタイン家資料に見られる小シーボルトの日本での活動」)(J.クライナー編) (2011)
  • Author(s): 宮坂正英
  • Total Pages: 61-70
  • Publisher: 同成社