2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Research and Development Collaboration in Japan at the High-GrowthPeriod : Laying Stress on the University-Industry Relationship
Project/Area Number |
20330070
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Economic history
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
HIRAMOTO Atsushi Tohoku University, 大学院・経済学研究科, 教授 (90125641)
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Project Period (FY) |
2008 – 2011
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Keywords | 共同研究 / 産学連携 / 研究開発 / イノベーション / 科学技術史 / 研究組合 / 科学技術政策 |
Research Abstract |
(1)研究計画の基本的方針 本研究チームは、以下の7つの大きな研究領域を設定してそれぞれ研究を進め、それらの結果を総合して課題を解明するという方法をとっている。 (1)各学術雑誌の異機関共著論文データベースの作成(担当:平本)。これは、共同研究開発活動全体の推移を概観するための指標として作成する。(2)共同研究開発政策の形成と展開(担当:青木・平本)。共同研究開発活動にとって重要な政策の展開を解明する。(3)エレクトロニクスでの事例研究(担当:青木・平本)、(4)機械工業での事例研究(担当:沢井)、(5)化学工業での事例研究(担当:高松)。一国全体の技術革新を展開させるリーディング・セクターである、これら産業における共同研究開発活動を解明する。(6)技術者・研究者間公式・非公式ネットワークの形成と展開(担当:高橋)。共同研究開発の基盤にある公式・非公式な研究者・技術者間のネットワークの実態を解明し、共同研究開発の社会的基盤を探る。(7)科学研究と産学連携(担当:岡本)。科学研究の側から共同研究開発を分析するとともに、学問領域間の共同についても検討する。 (2)各年度の研究計画 2008年度は主に1950年代、2009年度は主に1960年代、2010年度は主に1970年代とおおまかに時代を追って分析を深め、2011年度は補充調査と総括を行う予定である。
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Research Products
(14 results)