2008 Fiscal Year Annual Research Report
社会教育・生涯学習の再編とソーシャル・キャピタルに関する実証的研究
| Project/Area Number |
20330162
|
|---|
| Research Institution | Nagoya University |
|---|
Principal Investigator |
松田 武雄 Nagoya University, 大学院・教育発達科学研究科, 教授 (90175604)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上野 景三 佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (30193824)
宮崎 隆志 北海道大学, 教育学研究科, 教授 (10190761)
石井山 竜平 東北大学, 教育学研究科, 准教授 (30304702)
藤村 好美 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (50372694)
李 正連 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 准教授 (60447810)
|
|---|
| Keywords | 社会教育 / 生涯学習 / 自治体改革 / ソーシャル・キャピタル / 成人教育 / 市町村合併 / 指定管理者制度 / サービス・ラーニング |
|---|
| Research Abstract |
1 市町村合併に関する全国調査の集計結果について、内田が中心になって分析を行った。
2 社会教育・生涯学習の再編事例として北九州市の調査を行った。調査には、松田、石井山、益川、野依が従事し、野依が調査結果について論文としてまとめた。
3 公民パートナーシップによるコミュニティ活動の事例として、犬山市楽田地区の活動について、益川が調査し論文としてまとめた。
4 指定管理者による公民館運営を行っている事例として、大分県日田市の調査を行った。松田、上野、小林、野依が調査に従事し、松田が論文としてまとめた。
5 ソーシャル・キャピタルの形成に関わる事例として、宮崎が大阪府箕面市の就労支援の活動について調査した。
6 海外の動向調査として、(1)アメリカのサービス・ラーニングに関する調査を行った。藤村と松田が、連邦政府の担当部局や高校等を訪問し、調査を行うとともに、藤村が論文としてまとめた。(2)李が韓国の自治体改革と生涯学習都市事業の動向について、昌原市と延寿2洞の調査を行い、論文としてまとめた。(3)デンマークにおける自治体改革が成人教育に及ぼした影響について、松田と木見尻が調査を行った。調査地としては、コペンハーゲンとヘルシンガーである。
7 1月に名古屋大学に全員が集まり、調査結果の検討会を行った。それを踏まえて、『社会教育・生涯学習の再編とソーシャル・キャピタル』第1集を刊行した。
|
