2009 Fiscal Year Annual Research Report
都市形成における地域継承空間システムと近代化空間システムの関係についての研究
Project/Area Number |
20360277
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
宇杉 和夫 Nihon University, 理工学部, 准教授 (80096776)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 直人 東京大学, 工学研究科, 助教 (30345079)
石丸 紀興 広島国際大学, 社会環境科学部, 教授 (20034366)
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Keywords | 地域継承空間システム / 日本の空間システム / 近代化空間システム / アジアの空間システム / 都市形成 / 路地 / 殖民地 / 近代都市計画 |
Research Abstract |
初年度の最も大きな研究目的は研究の方向性の検討であった。 当該年度の最も大きな研究目的は研究の広がりとそのしくみの構築であった。 研究の広がりについては、日本の都市形成、アジアの都市形成、欧米の都市形成別に各研究担当者が取り組んでいる。 主な研究成果は以下のものである。 ・日本の都市形成:江戸東京の都市形成、大阪の都市形成、地方都市の都市形成 江戸東京の都市形成については「路地」についてまとめて、岡本哲志他の協力をえて『まち路地再生のデザイン』(彰国社、2009年7月)を出版した。 ・アジアの都市形成:中国の都市形成(西安・杭州・上海) 中国研究者との共同研究体制の形成ができた。1050年代に建設された集合住宅の形成調査を西安・杭州で共同調査を実施した。 カンボジア、ベトナムについては、調査から、研究の視点・まとめ方を検討し、まとめ方のモデルを検討し、日本建築学会に報告した。 ・欧米の都市形成:スペインの都市形成他について調査を実施した。 関連研究「日本建築学会サスティナブルエリアデザインとコミュニティアーキテクト特別研究」(特別研究委員会委員長宇杉和夫)と共催で埼玉県においてアンケートを実施している。なを同特別研究では以下の報告書を刊行している。 ・「日本のサスティナブルエリアデザインとコミュニティアーキテクト提起報告書」 ・「応募提案報告書私の考える日本のサスティナブルエリアデザインとコミュニティアーキテクト」 本研究は「日本建築学会特別研究近代の空間システム・日本の空間システム」の発展的展開を目的にしているが、上記新特別研究の実施と検討に寄与している。
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Research Products
(9 results)
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[Remarks] 日本のサスティナブルエリアデザインとコミュニティアーキテクト 21世紀:新たな環境・都市・建築・まちづくりの計画枠組・方法とその担い手
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[Remarks] 東北地域でコミュニティアーキテクト(CA)を語る ~持続可能なまちづくりとその担い手像~
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[Remarks] 私の考える日本のサスティナブルエリアデザインとコミュニティアーキテクト 地域固有の空間形成、まちづくりの仕組み・手法とその担い手像