2009 Fiscal Year Annual Research Report
長寿命住宅に対応する住まい方事例の体系的調査研究による「リフォーム計画論」の追究
Project/Area Number |
20360278
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Research Institution | Bunka Women's University |
Principal Investigator |
沢田 知子 Bunka Women's University, 造形学部, 教授 (40060818)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 久美子 文化女子大学, 造形学部, 准教授 (90236696)
丸茂 みゆき 文化女子大学, 造形学部, 准教授 (50257086)
渡邉 裕子 文化女子大学, 造形学部, 講師 (50386314)
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Keywords | 住宅論 / 長寿命住宅 / SI住宅 / 住宅リフォーム |
Research Abstract |
本研究は、「長寿命住宅」のハードに対応すべきソフトを明らかにすることを目的とし、「A:先駆的プロジェクト」、「B:公的集合住宅(SI住宅)」、「C:民間住宅リフォーム」の代表例を対象とした「経年的・先導的住まい方」の体系的調査(収集・調査・分析)を行うもので、その成果は継続的に実施する「D:産学官連携研究会」において「連携研究者」、「研究協力者」との理論共有を図っている。平成21年度は、当初の計画に基づいて、下記の研究活動を遂行した. A:先駆的プロジェクトの知見収集(渡邉) (1)「フリープラン賃貸住宅」、(2)「KEP」、(3)「二段階供給」について、既存調査事例資料の収集・整理とアーカイブ化を引き続き実施し、終了した部分の報告書類を作成した。 B:公的集合住宅(KSI)の調査・分析(谷口・渡邉) (1)目黒シティコート(KSI住宅)」アンケート(106件)ヒアリング(14件)、(2)「アクティ三軒茶屋(KSI住宅)」アンケート(166件)ヒアリング(21件)のアーカイブ化および都市居住者の生活行動分析を行い、結果の公表を行った。 C:民間住宅リフォームの知見収集(丸茂) 「民間リフォーム施工例」について「研究協力者」からの事例報告を受け情報を共有した。 D:産学官連携研究会の開催(沢田) 「研究分担者」、「連携研究者」、「研究協力者」による産学官連携研究会および見学会(KSIリフォーム実験)を計3回開催し、本研究の計画・協力体制等を確認するとともに、役割に応じた活動の報告および情報共有を行った。
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Research Products
(3 results)