• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2008 Fiscal Year Annual Research Report

中国での社区を基盤とした地域改善における参加型の研究手法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 20404019
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

佐藤 滋  Waseda University, 理工学術院, 教授 (60139516)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 真野 洋介  東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (70329134)
Keywords中国 / コミュニティ / 地域改善
Research Abstract

本研究は、中華人民共和国(以下中国と略す)上海市及び杭州市の大学と連携し、急速な都市開発によるひずみを抱えた中国の長江デルタ地域において、社区を基盤とした「コミュニティ」参加型の地域改善の方法を明らかにすることを目的とする。平成20年度は、以下のことを研究活動として行った
(1)研究体制づくり
中国の研究者との共同研究体制を構築した。共同研究体制の中で、特に上海においてコミュニティ志向型の地域改善の方法を明らかにするための研究対象地域を設定した。
(2)共同研究によるコミュニティ調査
協働によりコミュニティへの調査項目を作成した後、共同研究を行う上海同済大学によって、コミュニティの聞き取り調査が広範に行われた。その上で、特に研究対象地域において、居住者の意識を規定する項目について現地調査を行い、コミュニティの聞き取り調査の分析をより詳細に行うための分析項目を構築し、各項目による分析を行った。
(3)基礎資料の収集
・文献調査
現地協力者の協力を得て、基礎文献調査を行った。関連する資料についての翻訳を行い、対象地域におけるコミュニティ調査の情報を整理した。
・事例調査のための基礎資料
現地研究協力者を通して、各市の事例調査のための基礎資料を収集した。これらの基礎資料から、里弄などの対象エリアの実態を分析し、現地調査計画の基礎とした。
これらの研究成果から、中国での持続的な地域改善を支援する手法を構築していくための共同研究を継続する。

  • Research Products

    (2 results)

All 2008

All Journal Article (1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] まちづくり市民事業論序説2008

    • Author(s)
      佐藤滋
    • Journal Title

      季刊まちづくり 21

      Pages: 19-28

  • [Presentation] 上海市における持続的居住環境の再生研究(1)-歴史的地域での居住環境の基礎的状況2008

    • Author(s)
      趙城埼, 内田奈芳美, 真野洋介, 佐藤滋
    • Organizer
      日本建築学会
    • Place of Presentation
      日本建築学会大会(中国)
    • Year and Date
      20080900

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi