2009 Fiscal Year Annual Research Report
理科に対する学習意欲を向上させるマイクロスケール実験教材の開発と改良
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20500748
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| Research Institution | Kobe College |
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Principal Investigator |
中川 徹夫 Kobe College, 人間科学部, 教授 (70312866)
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| Keywords | マイクロスケール実験 / 中学校理科 / 高等学校理科 / 探究活動 / 課題研究 / 水溶液 / 授業実践 / モル質量測定 |
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| Research Abstract |
研究課題「理科に対する学習意欲を向上させるマイクロスケール実験教材の開発と改良」に関する本年度の研究実績は,下記の通りである.
1.マイクロスケール実験関係の情報を,インターネットの検索エンジンや,Chemical Abstractsらの抄録誌,国内外化学および化学教育関係の雑誌を利用して入手した.加えて,日本化学会や日本理科教育学会の年会等に参加して,研究の動向の把握に努めた.
2.高等学校化学IIや大学初年次化学で取り扱われる「モル質量測定」に関するマイクロスケール実験における浮力の影響について検討した.
3.神戸女学院大学にて,高校生を対象にマイクロスケール実験の実践授業を4回実施し(2009年8月4日,8月31日,10月24日,11月17日),マイクロスケール実験の普及活動に努めた.
4.マイクロスケール実験の新規教材開発・改良および普及活動で活躍しておられる京都教育大学の芝原寛泰教授を講師に迎え,陽イオンの定性分析に関するマイクロスケール実験に関する実験授業を実施した(2009年11月2日).
5.東海林,荻野が発表した「ルシャトリエの法則」に関するマイクロスケール実験教材に関して検討し,改良を試みた.
6.日本理科教育学会全国大会や日本化学会春季年会に参加して,研究成果を発表した.加えて,学会参加者とマイクロスケール実験に関して討議した.
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