2010 Fiscal Year Annual Research Report
外国人と日本人の相互理解における認知的・情意的側面に関する実証的研究
Project/Area Number |
20520456
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
安 龍洙 茨城大学, 留学生センター, 教授 (80361286)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八若 壽美子 茨城大学, 留学生センター, 教授 (20334013)
池田 庸子 茨城大学, 留学生センター, 教授 (30288865)
藤原 智栄美 茨城大学, 留学生センター, 准教授 (40510201)
内藤 哲雄 信州大学, 人文学部, 教授 (20172249)
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Keywords | 外国人の対日観 / 日本人の対外国人観 / 異文化理解 / 多文化共生社会 / 個人別態度構造分析法(PAC分析法) / 情意的・認知的側面 |
Research Abstract |
本研究は外国人と日本人が、お互いをどのように理解し評価しているのかについて認知的・情意的観点から探り「外国人と日本人」の相互理解の実態を明らかにすることが研究目的である。研究3年目であるH22年度は、研究代表者及び研究分担者が雑誌論文5件(うち査読付論文1件)、学会発表1件を発表した。 研究代表者・安は日本滞在歴の長い韓国人の対日観について調査し『ユーラシア研究7(4)19』に、ベトナム人留学生の対日観について調査し『茨城大学留学生センター紀要9号』にそれぞれ論文発表をした。 研究分担者・池田は海外留学経験をした日本人学生の異文化体験について調査し『茨城大学留学生センター紀要9号』に論文発表をした。 研究分担者・内藤は「日本社会心理学会第51回大会」(2010年9月17~18日、広島大学)において「中国のイメージのPAC分析」について学会発表をした。中国人、中国へ関わりがなく、漫画の三国志で知る程度の男性Aと、中国訪問の経験はないが、語学留学中に訪米中の中国人女性との交際経験を持つ男性Bを被検者として調査し『人文科学論集45』に論文発表した。 研究分担者・八若は留学生との接触機会が多い日本人学生を対象に外国・外国人イメージに関する調査をし『茨城大学留学生センター紀要9号』に論文発表をした。
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Research Products
(7 results)