2009 Fiscal Year Annual Research Report
二極化する英語学習者の支援システムの開発:オートノミー・リソース・センターの構築
Project/Area Number |
20520538
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
CRIPPS Anthony Ritsumeikan University, 経済学部, 教授 (20352437)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 裕子 立命館大学, 経済学部, 教授 (60216108)
野澤 健 立命館大学, 経済学部, 教授 (30198593)
PENG VIRGINIA 立命館大学, 経済学部, 教授 (90278474)
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Keywords | 教育工学 / 教材 / 教育メディア一般 / ラーナーオートノミー |
Research Abstract |
平成20年から21年にかけて、オンラインAutonomy Resourceセンター(ARC)を活用するために新しく教材を考案し、作成した。これらの教材は、オーディオファイル、ビデオ・ファイル、オンラインテストなどの視聴用教材を含むが、その他、コミュニケーション・ライティングワークブックや上級プレゼンテーション・ライティングワークブックなど2冊の教材も作成した。 以下の項目において量的および質的研究を行った。 (a)作成した教材の有効性 (b)学生のARCにおける非同時性通信機能の使用(例えば、グループフォルダーとファイル共有の使用) (c)学生のARCにおける同時性通信機能の使用(例えば、オンラインチャットフォーラムの使用) (d)ARCの全体的な使用 ARCの使用と理解について2グループの学生を用いて、非常に詳細な検討を行った結果、学生たちがオンライングループプロジェクトと同時にARCを使用することができたと感じたかどうかが、学習者としての自主性を伸ばすことが明らかにされた。オンラインアンケートによる学生からの意見より、ARCの使用は学生の自主性を強く引き出し、オンラインを用いた教材や学習を以前よりも好きになることができることがわかった。 以上の研究結果は、ハワイで開催されたLanguage Learning In Computer Mediated Communities(LLCMC)学会において報告した。ARC設立の際に論文としても報告したが、教材についての報告は香港Polytechnic大学で開催されたIndependent Learning Conferenceおよび京都でのPan-Pacific Association of Applied Linguistics学会において行った。
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Research Products
(5 results)