2009 Fiscal Year Annual Research Report
華人圏における企業の広告・経営戦略とメデイア媒体の役割についての調査・研究
Project/Area Number |
20530390
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Research Institution | Meiji Gakuin University |
Principal Investigator |
肥田 日出生 (鹿嶋 春平太) Meiji Gakuin University, 経済学部, 教授 (90062174)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大平 浩二 明治学院大学, 経済学部, 教授 (20152241)
佐藤 成紀 明治学院大学, 経済学部, 教授 (90225954)
西原 博之 明治学院大学, 経済学部, 教授 (80318667)
董 光哲 江戸川大学, 社会学部, 准教授 (50440178)
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Keywords | 中国 国・私営企業 / 広告 / 宣伝 / イメージセット理論 / CSR / ステークホルダー / コンプライアンス / 中国文化 |
Research Abstract |
本研究は、中国の取引慣行の調査を基に、現在急速に発展しつつある中国・華人企業がどのような考えや意識に基づき広告・宣伝活動を行っているかを解明するものである。中国企業の代表的な広告を収集する意味で、中央電子台放映の番組でのTV広告を昨年度から今年度にかけて、数週間にわたり録画した。容量的にはDVD11枚に及ぶコンテンツとなった。これを日本に持ち帰り、その中から中国広告の特徴と思われるものを選択した。 本研究の理論的フレームワークとして、研究代表者である、肥田教授の「イメージセット理論」をベースとして録画した広告コンテンツの分析を行い、まず「絵コンテ」作成した。それに基づいて、さらに中国企業7社のテレビ広告の分析を行った。来年度(平成22年度)も更に中国での録画と更なるインタビューを継続するつもりである。 は、それらの分析を深めるとともに、中国企業のTV広告に見られる中国の歴史的・文化的特性を抽出する予定である。このために、中国の大学の研究者等と研究会を進めたい。さらに、その成果を、日中の研究会・学会等で報告する予定である。中国企業の広告についてのこうした理論を踏まえた研究はほとんど見られないと思われるので、実務界の方々とも意見を交換するつもりである。
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