2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20530434
|
Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
片桐 雅隆 Chiba University, 文学部, 教授 (90117937)
|
Keywords | 社会学 / 社会学史 / 自己 / 個人化 / 私化 |
Research Abstract |
平成21年度の主要な研究目的は、「自己論の観点からの社会学史の再構築」についての研究を展開するに際して、その分野で国際的に活躍している、オーストラリアのフリンダーズ大学のアンソニー・エリオット教授と情報交換や共同研究をすることであった。平成22年8月下旬から9月上旬にかけて片桐がフリンダース大学に滞在し、エリオット教授との共同研究の実施や、フリンダース大学主催の大学院のセミナーでの講演などを行った。それに引き続き、平成22年9月中旬に、フリンダース大学エリオット教授の他2名の研究者を千葉大学に招き、共同研究の実施や学会の開催(日本社会学理論学会)を行った。これらの国際交流は、本研究を飛躍的に発展させるものとなった。その研究成果の1つは、『現代社会学理論研究』第4号(4月刊行)で、「新しい個人主義と現代日本」のタイトルでのエリオット教授との共著論文などで公表している。 その他、国内での研究者との交流や、必要な文献の収集は平成20年度と同様に継続して行った。
|
Research Products
(1 results)