2008 Fiscal Year Annual Research Report
辺野古沖海上基地建設反対運動の特質と参加者の生活史に関する実証的研究
Project/Area Number |
20530478
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Research Institution | Senshu University |
Principal Investigator |
鐘ケ江 晴彦 Senshu University, 文学部, 教授 (20129919)
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Keywords | 社会運動 / 米軍基地 / 沖縄 / 生活史 / 社会学 / 運動参加者 |
Research Abstract |
本研究の目的は、1997年1月から2006年5月まで続いた沖縄・名護市辺野古の海上基地建設(「普天間基地移設」・沖合案)反対運動について、次のことを行うことである。 1.この運動の特質を解明する。2.参加者のライフヒストリーにおける、この運動への参加の位置を明らかにする、3.この運動の社会運動論的把握と、社会運動論の再検討を同時におこなう。 本年度は、研究目的の1.を達成するため、参加者名簿を「ヘリ基地反対協」から借り出し、学生アルバイトを使って集計した。また、「ヘリ基地反対協」の事務局員Sさんが週2回発行しているミニ・ニュース『NO BASE』のバックナンバー(2006年3月末分まで)をコピーさせてもらった。 研究目的の2.を達成するために、2008年7月28日〜8月8日、9月16日〜22日、10月30日〜11月3日、2009年2月4日〜8日、2月18日〜22日、3月2日〜7日に沖縄県名護市に出張し、運動参加者からのライフヒストリー・インタビューを実施した。このうち、2008年10〜11月の出張と2009年3月の出張には、専修大学大学院任期制助手・服部あさこさんに同行してもらい、女性に対するライフヒストリー・インタビューを集中的に実施した。なお、研究目的3.を達成するための活動は、服部あさごさんとの3回の研究会での検討にとどまった。
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Research Products
(1 results)