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2011 Fiscal Year Annual Research Report

現代青年の友人関係・自己のありかたと社会適応に関する研究

Research Project

Project/Area Number 20530589
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

岡田 努  金沢大学, 人間科学系, 教授 (10233339)

Keywords現代青年 / 傷つきやすさ / 自己愛 / ふれ合い恐怖 / ランチメイト症候群 / 友人関係
Research Abstract

(1)平成22年度に実施された第1次本調査のデータに基づいて,友人との間で傷つけ合うことを避ける傾向と,ふれ合い恐怖的心性,自己愛,自尊感情の相互の関係について,共分散構造モデルによる分析を行った。この結果を岡田(2011)として学会発表を行った。
(2)当初の計画では,第1次本調査の大学生に対する調査結果に基づいて,高校生に対しても同様の質問紙を用いて第2次調査を行う予定であったが,岡田(2011)において,ふれ合い恐怖的心性の構造についても,再検討が必要であることが明らかとなった。"
すなわち,同心性を構成する下位概念の内「対人退却」は行動的な側面を中心とした項目,「関係調整不全」は「不安感」を中心とした項目から構成されており,両者を区別してふれ合い恐怖を論じることは必ずしも適切ではない。またこれによって「対人退却」が誇大性自己愛,「関係調整不全」が過敏性自己愛と対応するという近年の対人恐怖モデルについても再検討が必要となることが明らかとなった.よってそのための準備的な調査を大学生を対象に実施した。
調査対象:北陸および北海道地区の4年制大学学生
調査時期:2012年1月
調査項目
ふれ合い恐怖尺度:岡田(2002)で作成した尺度
ふれ合い恐怖尺度:福井(2007)が作成した尺度
自己愛的脆弱性尺度:伊藤・村瀬・金井(2011)
(3)平成21年度までの調査結果について詳細に検討し論文を執筆した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2012 2011

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 現代青年の友人関係に関する新たな尺度の作成:傷つけ合ことを回避する傾向を中心として2012

    • Author(s)
      岡田努
    • Journal Title

      金沢大学人間社会研究域人間科学系研究紀要

      Volume: 4 Pages: 19-34

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 現代青年の友人関係とふれ合い恐怖的心性再考2011

    • Author(s)
      岡田努
    • Organizer
      日本教育心理学会第53回総会
    • Place of Presentation
      北海道立県民活動センターかでる2・7(北海道)
    • Year and Date
      2011-07-24

URL: 

Published: 2013-06-26  

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