2009 Fiscal Year Annual Research Report
高校在学時と卒業後の進路選択の連続性と変化に関する学校社会学的研究
Project/Area Number |
20530774
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
中村 高康 Osaka University, 人間科学研究科, 准教授 (30291321)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩田 考 桃山学院大学, 社会学部, 准教授 (60441101)
片山 悠樹 名古屋商科大学, 経営学部, 専任講師 (40509882)
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Keywords | 青少年問題 / 進路選択 / パネル調査 / 学校社会学 |
Research Abstract |
本研究は、平成19年度までに科学研究費若手研究(B)で研究代表者が実施した、高校生に対する入学から卒業までの継続研究の続編というべき調査研究であり、その調査で対象となった高校生を卒業後まで量的・質的に追跡し、高等学校在学中の3年間で蓄積された豊富な調査データと、今回の調査で得られる予定の卒業後の状況を把握するデータを接続させて分析することにより、これまでにない総合的な高校生の進路選択研究を行うことを目的とするものである。研究2年目の本年度においては、前年度での準備および検討を踏まえて、5つの高校の卒業生を対象とする追跡調査(本調査)を実施することができた。プライバシー等に配慮しつつ、調査実務については社団法人中央調査社に委託することで、効率的に調査票の郵送、回収、およびデータ入力、データクリーニング等の作業を行い、年度末には分析用のデータセットを完成させ、同時に学校別の基礎集計表の作成を行うことができた。同時に、インタビュー協力要請に回答してくれた卒業生のリストも作成し、次年度のインタy部-調査の準備作業を終えることができた。来年度はこれらのデータを主に分析しながら、最終年度として研究成果をとりまとめ、公表を行って育予定である。
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