2009 Fiscal Year Annual Research Report
音楽科評価に関する研究-量的評価から質的評価への転換をめざして
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20530834
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| Research Institution | Musashino Academia Musicae |
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Principal Investigator |
丸山 忠璋 Musashino Academia Musicae, 音楽学部, 教授 (70293165)
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| Keywords | 音楽教育学 / 教科教育 / 音楽 / 音楽科の評価 / 質的評価 |
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| Research Abstract |
平成21年度はテーマに基づいて以下の研究を行い、「研究成果報告書<I>」にまとめた。
1.「質的評価とは--質的研究からの示唆--」(丸山忠璋)
質的価の理論的根拠を社会学の方面に求め、質的研究の特徴、量的研究と質的研究との関係について論じた。
2.「音楽科学習評価にかかわる問題点--音楽教育学会プロジェクト研究2004/2005報告から--」(宮崎幸次/丸山忠璋)
学会プロジェクト研究報告に基づいて、現在学校での音楽科学習評価にかかわってどのようなことが問題となっているか、質的評価の視点から問題点を整理・分析した。
3.「鑑賞指導における評価規準設定に関する現実的考察」(山崎正彦)
鑑賞指導のあり方にかかわって、現在学校(中学校)ではどのような問題点を抱えているのか、各種調査資料や実践事例報告などに基づいて考察した。
4.「音楽科の評価におけるテクノロジー貢献の可能性について」(平田亜矢/宮崎幸次)
カラオケの採点機能装置やゲーム機などの音楽テクノロジーが、音楽科の評価に対しどのような示唆を与えてくれるのか考察した。
5.「教員養成における学生の学習評価観に関する研究--クラスメイトの授業演習をどのように評価するか--」(森田恭子)
大学の教科教育法の授業を通して、学生がクラスメイトの模擬授業に対して相互にどのような評価を行っているかを調べ、評価観の傾向を明らかにした。
6.「音楽科教育課程の評価--自己点検・評価のためのチェックリスト私案--」(丸山忠璋)
音楽科教師が自己の授業を改善するさいに自己点検・評価すべき項目について考察した。
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Research Products
(1 results)
