2008 Fiscal Year Annual Research Report
「言語力」及び「社会力」を育成する教員養成課程におけるNIEカリキュラムの開発
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20530842
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| Research Institution | Yokohama National University |
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Principal Investigator |
高木 まさき Yokohama National University, 教育人間科学部, 教授 (40206727)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青山 浩之 国立大学法人横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (40323919)
重松 克也 国立大学法人横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (60344545)
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| Keywords | NIE / 言語力 / 社会力 / 教員養成 / 書写力 / 学習プロセス |
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| Research Abstract |
本研究では、NIEカリキュラムを「言語力」及び「社会力」を主たる切り口として体系化を図るため、以下の研究体制をとっている。
・主に「言語力」育成の観点からの研究 高木まさき(研究代表者)
・実生活に即した国語科書写の観点からの研究 青山浩之(研究分担者)
・主に「社会力」育成の観点からの研究 重松克也(研究分担者)
本年度は、まずNIEに関連する先行研究や実践資料等を収集分析した。高木は、新しい学習指導要領の考え方の整理、新聞を読む上で欠かせない批判的な読みについての研究、また「自己教育力」育成に対するNIEの価値について考察し、その成果は日本文学協会編『日本文学』等に発表した。青山は、NIEにおける新聞づくりや日常の書字活動に機能する書写力について研究し、その成果は全国大学書写書道教育学会編『書写書道教育研究』に収録された。重松は、NIEの評価研究に関する先行研究等を収集し分析し、その成果は日本NIE学会編『情報読解力を育てるNIEハンドブック』明治図書に収録された。
またこれまでの実績をもとに、「新聞と教育」のカリキュラムを練り直し、試行的に授業を実施し、学生による授業評価のアンケート(本研究独自のアンケート及び大学教育総合センターによるFDアンケート)を実施した。授業の内容や学生による評価等については、いま整理中であるが、学生からは極めて高い評価を得ることができた。次年度の授業に向けて貴重なデータを得ることができた。
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