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2008 Fiscal Year Annual Research Report

家族性Moyamoya病の遺伝子発現解析による脳血管疾患の予防医療の確立

Research Project

Project/Area Number 20590598
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

人見 敏明  Kyoto University, 医学研究科, 特定助教 (90405275)

Keywords予防医学 / Moyamoya病 / 遺伝子 / 17番染色体 / 脳血管疾患 / SNP / 東アジア / ヨーロッパ
Research Abstract

3世代にわたる常染色体優性遺伝形式で伝達されている家族性Moyamoya病家系の研究参加者の血液からDNAを抽出し、遺伝解析を行い、74.7-76.9Mbまでしぼり込んだ。5家系の発端者について、DDX48, CARD14, SGSH, SLC26A11, LOC728697, KIAA1618, C17orf27, FLJ35220, LOC728991, NPTX1, LOC728720, LOC201259, KIAA1303, LOC729005, FLJ46026, CHMP6, FLJ90957, BAIAP2, AATK, MINR657, MIRN338, FLJ44861, AZI1, C17orf56, LOC284184, MGC15523, C17orf55, TMEM105, LOC728756の29個の遺伝子の全cording exonの配列決定を行った。29遺伝子の配列決定で変異は見出されなかったが、多数の未登録SNPsが見出された。これらの未登録SNPsは領域75.4-76.5Mbに集中しており、この領域を更に詳細に配列決定を行った。この領域のBAC cloningを開始し、一部完成し、得られたCloneについては配列決定が進行している。また配列決定により1家系のprobandが全アリルでhomozygousであることが見出されたため、詳細に検討したところ近親婚であることが判明し、この家系を中心に配列決定を行っている。現在およそ70の未知SNPsを見出し、これらについて現在対照集団における遺伝子頻度を検討している。
家系および症例の拡大を試みた結果、日本で39家系の参加を得て、孤発例については83名、韓国では4家系8名、孤発例38名、中国例では孤発例24名、ヨーロッパでは29名の孤発例を得て、合計43家系で387人の参加を得た。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Moyamoya病感受性遺伝子同定のためのin vitro実験系での検討2009

    • Author(s)
      人見敏明
    • Organizer
      第79回日本衛生学会学術総会
    • Place of Presentation
      北里大学
    • Year and Date
      2009-03-30

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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