2010 Fiscal Year Annual Research Report
エンドトキシン起因性肺損傷におけるTLR遺伝子発現
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20590932
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
岩崎 吉伸 京都府立医科大学, 医学研究科, 准教授 (00203373)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸中 良典 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (00127036)
新里 直美 京都府立医科大学, 医学研究科, 准教授 (00237645)
有本 太一郎 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (30457965)
上田 幹雄 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (40457966)
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Keywords | シグナリングアッセイ / アポトーシス |
Research Abstract |
1) TLRシグナリングアッセイ マウス肺からII型肺胞上皮細胞を分離培養し、LPS添加後、蛍光酵素遺伝子に結合したNFkB反応領域(IL-8プロモータ)を用いてTLRシグナリングを測定したところ、LPS添加24時間後に亢進がみられた。 2) 肺胞マクロファージの活性化と炎症性サイトカイン マウス肺の気管支肺胞洗浄を行ない、洗浄液中のマクロファージを単離し、LPS添加6時間後に上清中のTNFをELISAで測定したところ、LPS添加により上清中のTNFが増加した。 3) アポトーシス マウス肺からII型肺胞上皮細胞を分離培養し、気管支肺胞洗浄液から回収したマクロファージを加え、Cocultureした。培養液中にLPSを添加し、24時間後にBax、Bcl-2、p21、p53をRT-PCR法にて測定したところ、Baxを介した肺胞上皮細胞のアポトーシスが誘導された。
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Research Products
(2 results)