2008 Fiscal Year Annual Research Report
食道癌のPET/CTによる治療効果判定の分子病理学的検討
Project/Area Number |
20591465
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
石橋 正敏 Kurume University, 医学部, 教授 (20168256)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
甲斐田 勇人 久留米大学, 医学部, 助教 (40299425)
倉田 精二 久留米大学, 医学部, 助教 (80268888)
鹿毛 政義 久留米大学, 大学病院, 教授 (80148840)
山名 秀明 久留米大学, 医学部, 教授 (30140669)
藤井 輝彦 久留米大学, 医学部, 准教授 (50199288)
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Keywords | 食道癌 / PET / CT / FDG / GLUT family / Akt / VEGF |
Research Abstract |
全ての食道癌症例のPET/CTを施行する。術後の摘出標本の、GLUT 1, 3, 4の免疫染色を行う。その結果を、PET/CTにて得られたパラメータであるSUVmaxとの統計学的処理を行う。その統計処理により、GLUT4に関しては、Aktとの関係を調べる。その理由は、Aktの発現がなければ、腫瘍細胞内のGLUT4は、細胞膜に移動しないことが解明される。関係が、あれば細胞内から細胞膜への移動を確認できる。その結果、PI3の下流との関係が明らかになり、インスリン抵抗性と腫瘍細胞の増殖との関連性を突き止めることになる(石橋・倉田・甲斐田・小林)。さらに、EGFRやVEGFRなどに刺激が加わるとPKCは活性化され下流へと刺激が伝達され、細胞応答が起こる。従って、EGFR、VEGFRやPKCとFDGとの関係を検討することにより、細胞増殖動態とFDGとの関連性が解明を試みる。
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Research Products
(1 results)